2010年2月13日、旧暦の大みそかにあたるこの日の夜、中国では毎年恒例となっている大型娯楽番組「春節聯歓晩会」が放送された。国営TV・中央電視台(CCTV)の放送で、「中国の紅白歌合戦」とも称される国民的番組だが、その視聴率は今年も96．1％と大きな数字を叩き出した。中国の大手調査会社・CTR市場研究の特別提供記事。

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午後8時から年明けを迎えるまで放映されるこの番組だが、CTR市場研究は放映時間中の午後8時半〜11時45分、全国406市・県の2290世帯を対象に電話調査を行った。その結果、2122世帯が同番組を視聴しており、その視聴率は96．1％ということがわかった。

同番組を視聴していた回答者の番組内容に対する満足度では、53．8％が「とても満足」、27．8％が「わりと満足」とし、合計81．6％が「満足」と答える結果となった。(翻訳・編集/愛玉)

■CTR市場研究

本社を北京に置く中国の大手調査会社。国内最大の調査網を持ち、市場調査と分析、コンサルティングを業務とする。消費者指数、消費動向、メディア戦略、医療、自動車、金融、電子通信機器などの幅広い分野で展開する。