<北朝鮮>平均寿命3.4歳縮まる、65%が2部屋の住宅に平均3.9人で生活―国連

Record China    2010年2月24日(水) 17時10分

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22日、国連が発表した人口調査データで、北朝鮮の総人口が93年の2120万人から08年には2405万人に増加していることが分かった。また、総世帯数は590万戸で、1戸あたりの建築面積は65%が50〜75平方メートルの間であるという。写真は平壌市。

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2010年2月23日、新京報によると、国際連合が22日に発表した人口調査データで、北朝鮮の総人口が1993年の2120万人から08年には2405万人に増加していることが分かった。また、総世帯数は590万戸で、1戸あたりの建築面積は65%が50〜75平米の間であるという。

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今回の調査は、国際連合人口基金(UNFPA)などの後援によって08年10月1〜15日に実施されたもので、北朝鮮では1993年以来の人口調査となった。国連発表によると、同国の人口はこの15年間に毎年0.85%ずつ増加しており、国内の総世帯数は590万戸、1戸平均3.9人が居住していることが分かった。また、65%の住宅が2部屋の構造で、1戸あたりの建築面積は50〜75平方メートル、約85%の家庭に水道が設置されており、約58%が水洗式トイレを利用しているという。

人口が増加した反面、08年の同国の平均寿命は93年より3.4歳縮まり、69.3歳となった。平均寿命が短くなった原因に関しては、この15年間に乳児の死亡率が1.4%から1.9%に、産婦の死亡率が0.054%から0.077%にそれぞれ上昇したことが大きな要因に挙げられている。

なお、国際連合世界食料計画(WFP)の昨年9月の報告では、同国の3分の1の女性と5歳以下の子供が栄養不足に陥っていることが指摘されていた。(翻訳・編集/HA)

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