Record China 2010年2月26日(金) 18時37分
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25日、中国外交部の秦剛報道官は定例記者会見で、南アフリカ共和国で昨年11月に北朝鮮から中国・大連経由で輸送された武器が摘発された問題について、事実であることを認めた上で調査に全面的に協力する姿勢を示した。写真は大連港。
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2010年2月25日、中国外交部のウェブサイトによると、秦剛(チン・ガン)報道官は定例記者会見で、南アフリカ共和国で昨年11月に北朝鮮から中国・大連経由で輸送された武器が摘発された問題について、事実であることを認めた上で調査に全面的に協力する姿勢を示した。
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南ア政府は今週、中国・大連から武器を積んで出発した北朝鮮の船を捕獲したことを国連安全保障理事会に報告した。秦報道官は、中国側は事情を知っているかとの質問に対し、「我々も関連報道に注意を払っている。国連の対北朝鮮制裁委員会が各メンバーに南アフリカの報告書を配布したそうだ。制裁委員会は近く開催され、この件について話し合われる予定。我々も出席し、出来るだけ協力するつもりだ」と回答した。
また、米国のボズワース米対北朝鮮政策特別代表が訪中し、24日に武大偉(ウー・ダーウェイ)朝鮮半島事務特別代表、25日に楊潔●(=竹かんむりに「褫」のつくり、ヤン・ジエチー)外相と相次いで会談し、6者協議に関して意見交換した件については「我々も引き続き各国が密接な連絡と協力を維持することを願っている。なるべく早く協議再開できるよう、共に努力していきたい」と述べた。
このほか、北朝鮮は中朝国境の街、遼寧省丹東市に接する鴨緑江の威化島(ウィファド)など2島を自由貿易区とし、中国の2企業が50年租借の形で8億ドルを投資して開発することになっているが、国連の対北朝鮮制裁と矛盾していないかとの指摘に対し、「これは中朝間の正常な経済・貿易交流。国連の制裁とは全く別の問題で、国連の決議にも違反していない」と反論した。(翻訳・編集/NN)
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