<ユネスコ>辛いもの名物の四川省・成都市をアジア初「グルメ都市」に認定―中国メディア

Record China    2010年3月2日(火) 19時58分

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1日、四川省の成都市がアジアの都市としては初めてユネスコの「グルメ都市」に認定された。成都市は世界的に有名な四川料理の本場であり、古くから「美食の都」と称されている。写真は成都名物のマーボー豆腐。

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2010年3月1日、中国ユネスコ(国連教育科学文化機関)全国委員会の方茂田(ファン・マオティエン)秘書長とユネスコ北京事務所のシン主任らは2月28日に記者会見を開き、四川省成都市がアジアの都市としては初めてユネスコの「グルメ都市」に認定されたと発表した。地元紙・成都商報が伝えた。

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方秘書長は「成都市がアジア初の『グルメ都市』に認定されたことはとても喜ばしいことだ」とし、中国の美食文化は世界的規模で発展を続けており、なかでも四川料理は世界中の人々に愛されていると語った。「その四川料理の本場である成都市は地球上で最も重要な美食の中心地の1つになった」と方秘書長。さらにシン主任は「私自身も四川料理が大好きだ」と述べたうえで、「見た目や味の素晴らしさだけでなく、そこには文化的な奥深さがある」と評した。

中国常駐ユネスコ代表団の張双鼓(ジャン・シュアングー)副代表は認定までの経緯について「公平を期するため、専門家5人による無記名投票で行われた。その専門家5人の名前はもちろん明らかにされていない」と説明。そして昨年、30カ国以上からなるユネスコ代表団が成都を訪問した際、「彼らはホテルで夕食をとった後に夜の街に出て、全員で屋台グルメを堪能していた」と明かした。成都名物の料理といえば、日本でもおなじみのマーボー豆腐やタンタン麺が代表的。(翻訳・編集/本郷)

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