2010年3月5日、コン・リー（鞏俐）やタン・ウェイ（湯唯）ら中華圏の女性スターが揃う映画「楊門女将」で、チャン・ツィイーへのオファーが見送られたという。中国時報が伝えた。

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「楊門女将」は中国の有名な古典文学「楊家将演義」を描くもので、エイベックスとオレンジ・スカイGH(橙天嘉禾)による大型合作映画。キャストにはチャン・ツィイー（章子怡）、コン・リー、タン・ウェイ、ジョウ・シュン（周迅）、ミシェール・ヨー（楊紫瓊）と、中華圏を代表する豪華な顔ぶれが伝えられていた。

チャン・ツィイーはこのほど、08年の四川大地震で集めた募金に使途不明疑惑が発覚。公の前に出て説明するよう、社会からの非難の声が日に日に大きくなっている。話題作「楊門女将」では、この醜聞を懸念してかキャストからツィイーの名前が消滅。スキャンダルの大きさを物語っている。

橙天嘉禾によると、伝えられたキャストの中で、コン・リーは脚本に興味を示しているとのこと。タン・ウェイとミシェール・ヨーの関係者も、出演に向け話し合いがあったと明かしている。さらに、ジョウ・シュンの近辺も「あらゆる可能性を否定できない」と出演に前向き。順調に進んだ場合、今年5月にはクランクインするという。（翻訳・編集/Mathilda）