2010年3月5日、温家宝（ウェン・ジアバオ）首相は、第11期全国人民代表大会（略称は全人代、国会に相当）第3回会議に政府活動報告を提出、海外メディアの注目を集めている。環球時報が伝えた。

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活動報告には、8％前後の経済成長、都市部の新規雇用900万人以上の確保、都市部登録失業率を4．6％以下、消費者物価指数(CPI)を3％以内に抑制―などの数値目標が盛り込まれた。

ロイターは、数値目標は経済構造改革の決意を指し示すものと評価。また、数値目標以外では資源税の導入と社会福祉の充実が重要な活動目標に挙げられたことに注目した。AP通信は社会的緊張の緩和と同時に経済成長を加速させる内容と分析している。BBC放送は温首相が何度か社会の公平性確保について言及したことを取り上げ、より望ましい再分配を推し進める方針だと見ている。

また、この他にも不動産価格高騰対策、関税削減や銀行業の開放など中台経済協力の進展なども海外メディアの注目するトピックとなった。（翻訳・編集/KT）