中国本土の相次ぐ鉄道網整備は台湾への軍事威嚇―台湾紙

Record China    2010年3月10日(水) 14時38分

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6日、江西省鷹潭市と福建省アモイ市を結ぶ鉄道「鷹厦(ようか)線」について、台湾メディアが「台湾への攻撃能力の向上につながる」と報じた。写真は建国60周を祝う国慶節の記念式典に登場したミサイル部隊。

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2010年3月6日、国際在線によると、江西省鷹潭市と福建省アモイ市を結ぶ鉄道「鷹厦(ようか)線」について、台湾メディアが「台湾への攻撃能力の向上につながる」と報じた。

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記事によれば、台湾紙・中国時報は「鷹厦線」を時速250キロ以上の複線にする補修計画について、沿線の攻撃能力が増強されることになると警戒感を示している。数年前から、中国は南東地域の主要鉄道沿線にミサイル部隊を配置し、臨時発射能力などを強化しているが、この「鷹厦線」の役割は特に突出していて、福建省、江西省、浙江省などの沿線に人民解放軍のミサイル部隊「第二砲兵部隊」の基地を連ねているというもの。

このほか、台湾メディアは江西省カン州市と福建省龍岩市を結ぶ「カン龍線」についても、軍事上の重要な戦略意義があると指摘。常に霧がかかっており、トンネルや洞くつが多く、衛星に偵察されにくいという利点があるため、台湾への十分な抑止力になるという。(翻訳・編集/NN)

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