2010年3月14日、中国・浙江省工商局によると、世界的ブランドの服飾品は6割が不合格品であるという。浙江日報の報道。

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浙江省工商局はこのほど、省内の杭州市、寧波市、台州市にあるショッピングセンターへ出荷されている30ブランドの商品をサンプル検査。対象となった全85ロットは100％が輸入製品で、生産国はイタリア、フランス、韓国など11か国、エルメスやヴェルサーチ、ドルチェ＆ガッバーナなどの世界的ブランドが含まれている。

結果、品質検査に合格したのは85ロット中37ロット。合格率は43．5％で、つまり6割の製品が不合格になったことになる。不合格の項目は主に色落ち、pH値、ホルムアルデヒド含有量、タグ表示の適切性などだった。

専門家によると、色落ちの有無はとくに重要な項目。摩擦などによって落ちた染料が皮膚に付着するおそれがあるからだ。(翻訳・編集/愛玉)