Record China 2010年3月19日(金) 19時50分
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18日、北朝鮮・韓国間で観光事業が棚上げ中の金剛山について北朝鮮側が韓国側にゆさぶりをかけている問題で、韓国メディアは「これは虚勢ではないかもしれない」との見方を示している。観光開発の新事業者として中国企業が浮上しているからだ。写真は金剛山。
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2010年3月18日、北朝鮮・韓国間で観光事業が棚上げとなっている北朝鮮の金剛山(クムガンサン)について北朝鮮側が韓国側にゆさぶりをかけている問題で、韓国メディアは「これは虚勢ではないかもしれない」との見方を示している。19日付で環球時報が伝えた。
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韓国統一省によると、北朝鮮は「金剛山に所在するホテルなど、韓国側の不動産について今月25日より調査を行う」と通知した。これに応じなければそれらの資産を没収し、翌月には観光事業の協力者を韓国企業から新しい事業者へ移すと警告しており、観光事業からの外貨獲得を画策する北朝鮮によるゆさぶりが拡大した形となっている。
韓国・聯合ニュースの19日付の報道では、時を同じくして、中国の広東省中国青年旅行社が同地区のツアー商品などを売り出しているという。また、韓国政府は北朝鮮が4月12日から中国人旅行客の観光を解禁することも把握しており、韓国メディアはこれらを結び付けて「新事業者の存在はあながち虚勢ではなく、単なる脅しではないかもしれない」と見ている。
これに対し、金剛山観光事業者の現代峨山は、「北朝鮮と双方の合意事項に基づき、北朝鮮側が金剛山を外国人観光客に開放する場合は事前の協議を行うべきである」としている。(翻訳・編集/愛玉)
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