トウ族(土族)

Record China    2006年5月8日(月) 0時4分

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◆人口/ 

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人口は24万1198人。

◆地域/ 

主に青海省東部の湟水以北、黄河両岸一帯および隣接する地域に集中して住んでいる。そのうちの大部分が青海省互助トウ族自治県と周辺の民和、大通、同仁などの県に住み、少数の人が甘粛省天祝チベット族自治県に居住している。  

◆言語/ 

トウ族語はアルタイ語系、蒙古語族に属する。互助と民和の2種の方言がある。昔はずっと漢語の文字を使っていたが、現在はラテン文字を原形とするトウ族の文字を新しく作り、試用中である。

◆宗教/ 

トウ族はチベット佛教、そして多くの神、自然物を崇拝する原始宗教を信奉している。

◆歴史/

トウ族は中国の北西部にある長い歴史をもつ民族であり、「蒙古爾」(蒙古人)、「チャハン蒙古爾」(白蒙古人)などと自称し、近くに住むチベット族の人たちには「ホール」(チベット北部の遊牧民族に対する通称)と呼ばれ、漢民族、回族の人たちには「土人」、「土民」と呼ばれていた。1949年以降、トウ族と統一された。トウ族の民間伝説によると、トウ族の祖先は蒙古人と地元ホール人の間で生まれた子孫であるとされている。

◆文化/ 

トウ族の人々は主に山奥に居住している。彼らは昔から農業、牧畜業を行ない、羊の牧畜に長じている。現在でも、ほとんどの家庭で羊を家畜にし、飼育している。彼らの家は傾斜のない水平の陸屋根が特徴で、屋根の上に、羊肉などの食料を保管している。また家の窓やドアには、牛や羊、農作物の収穫を描いた絵や彫刻が施されている。トウ族の刺繍は、観光客の人気が高く、全国に知られている。

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