2日間に3回もの鉱山爆発、死者は計77人に―山西省臨汾市

Record China    2006年11月28日(火) 15時4分

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山西省の芦葦灘炭鉱でガス爆発が発生し、坑内にいた24人全員が死亡した。この前日、雲南省と黒竜江省の炭鉱でもガス爆発が起きており、尊い人命が多数奪われた。家族が嘆き悲しむ中、赤い布に包まれた棺が運ばれていく。

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2006年11月26日の午後8時37分、山西(さんせい)省臨汾(りんぷん)市の蒼チー台(チャンチータイ)村にある芦葦灘(ルーウェイタン)炭鉱でガス爆発が発生し、爆発当時作業中だった従業員24人全員の死亡が確認された。

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これは今月25日に起きた雲南省富源県の昌源炭鉱と、黒竜江省鶏西市の遠華炭鉱と合わせて、2日間のうちに3回の炭鉱爆発が起きたことになる。これら3つの爆発事故を合わせて、計77人が死亡した。

事故後山西省に雪が降ったため、山中の現場へ向かう道が悪くなった。記者がやっとのことでたどり着き、様子が報道されたのは11月27日の午後2時以降だという。

現地作業員の話によると、事故発生前に炭鉱で停電が起きて通風機が停止し、作業現場への送風が行われなかった。そのため坑内にガスがたまり、急ぎ炭鉱にあった発電機を使い始めたが、その時爆発したという。

事故発生後に救援活動が行われ、現場での捜索や救助は大体終っている。この事故で24人の遺体が見つかり、そのうちの5人が地元出身で、そのほか19人の作業員が東北地方や陜西省、河南省から来ていたという。

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