外国人労働者による本国への送金額、インドが10年連続トップ、中国は2位―シンガポール華字紙

Record China    2010年4月5日(月) 16時42分

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3日、海外で就労するインド人労働者がインドへ送金した総額が550億ドル(約5兆2000億円)を記録、10年連続で海外送金世界一の座を守ったとシンガポール華字紙が伝えた。写真は河南省洛陽市で建設に携わるインド人作業員。

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2010年4月3日、シンガポール華字紙「聯合早報」によると、09年、海外で就労するインド人労働者によるインドへの送金額が550億ドル(約5兆2000億円)を記録、インドはここ10年間、海外就労者による本国への送金額で世界一の座を守っていることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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記事によると、外資による直接投資のほか、この送金もインドの主な収入源となっているという。インド準備銀行(中央銀行、RBI)のデータをインド紙「エコノミック・タイムズ」が引用したところによると、金融危機により世界経済が衰退したにも関わらず、海外からインドへの昨年の送金額は550億6000万ドル(約5兆2060億円)を記録、前年の516億ドル(約4兆9000億円)から7%の増加となった。

80年代末期にはインドへの送金額は約20億ドル(約1900億円)にとどまっていたが、ペルシア湾の石油開発に伴い、これに従事するインド人によって海外からの送金額が急速に増加したものとみられている。世界銀行の08年統計によると、インドに次ぐ海外送金大国の中国が480億ドル(約4兆5000億円)、3位はメキシコで260億ドル(約2兆4600億円)となっている。(翻訳・編集/中原)

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