イケメン若手作家の韓寒、タイム誌「世界で影響ある100人」候補に疑問の声!―中国

Record China    2010年4月6日(火) 13時37分

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4日、米タイム誌による「世界で最も影響力のある100人」のノミネート者に、イケメン若手人気作家の韓寒が登場。ネット上でその“場違い”ぶりに非難があがっている。写真は韓寒。

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2010年4月4日、米タイム誌による「世界で最も影響力のある100人」の候補者リストに、イケメン若手人気作家の韓寒(ハン・ハン)が登場。ネット上ではその“場違い”ぶりに非難の声があがっている。中国経済網が伝えた。

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米タイム誌はこのほど、2010年度版の「世界で最も影響力のある100人」のノミネート者約200人を発表。アメリカのオバマ大統領、日本の鳩山首相、女子フィギュア金メダリストのキム・ヨナらが並ぶ中、中国からは若手人気作家の韓寒も選ばれている。

27歳の韓寒は、高校生の時に「上海ビート」(中国語タイトル:三重門)が大ブームを引き起こし、その後はレーサーとして活躍するなど、その行動が何かと話題に。さらにブログでの辛口発言でも人気を集めている。

韓寒が候補者に選ばれた理由について同誌のウェブサイトでは「中国で最も売れている作家」の一文のみ。韓寒の快挙についてウェブ上では、「売れてると言っても過去に一作品だけ」「世界にどんな影響力があるのかまったく不明」などなど、選考を疑問視する声がふくれ上がっている。(翻訳・編集/Mathilda

●韓寒(ハン・ハン)

1982年、上海生まれの作家。「80後(パーリンホウ:80年代生まれ、中国では新世代を象徴する)」を代表する作家であり編集者、カーレーサー。高校1年生の時、第1回・新概念作文大会でグランプリを受賞し翌年の2000年、処女小説「上海ビート(原題:三重門)」で鮮やかに文壇に躍り出た。45版、100万部を売上げ、過去20年の中国で最大のベストセラーの一つに。その後、複数の小説やエッセイ集を発表すると、カーレーサーに転身し、著作は大幅に減る。その後はブログで執筆活動を続けたり、オンライン書店を運営したりするなど独自の活動を展開。問題発言などでもよく知られている。

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