TV放送でGDP、WTO、F1、NBAなど英略称を不使用に―中国

Record China    2010年4月7日(水) 20時51分

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6日、中国の国営テレビ局・中央電視台が番組放送の中で「NBA」や「CBA」といった外国語による略語や略称の使用を取りやめることが明らかになった。写真は中国のTV番組。

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2010年4月6日付の今日早報によると、中国の国営テレビ局・中央電視台(CCTV)が番組放送の中で「NBA」「CBA」「F1」といった外国語による略語や略称の使用を取りやめることが明らかになった。関係当局による通達があったという。

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中央電視台によれば、これら略称を使用しない方針はアナウンサーや取材記者、番組中のテロップにも及び、特別な状況以外は中国語による正式呼称を使用することになる。この方針はスポーツのみならず、「GDP(国内総生産)」「WTO(世界貿易機関)」「CPI(消費者物価指数)」といったものも対象になるという。

4月4日に放送されたCBAの試合では、すでに「CBA」という呼称は使用されず、「中国男子職業籃球聯賽(中国男子プロバスケットボールリーグ)」という呼称が使用されていた。その他、例えば「NBA」は「美国男子職業籃球聯賽(米国男子プロバスケットボールリーグ)」となる。

また、この新たな方針は中央電視台だけでなく、北京電視台など一部地方局にも通達が渡っている。ただしこれらは強制的なものではなく、やむを得ない場合には英略称を使用し、中国語の呼称を補足するといった対応がとられているという。(翻訳・編集/岡田)

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