中国のGDP、30年間で80倍に=今後は世界的な国有小売企業の育成を―中国

Record China    2010年4月11日(日) 23時56分

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9日、中国商務部元部長補佐の黄海氏は、2010年本部経済・資本市場・チェーン経営ハイフォーラムに出席した。写真は上海のデパート。ショーケースの中でモデルがポーズを取る「生きたマネキン」が注目を集めた。

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2010年4月9日、中国商務部元部長補佐の黄海(ホアン・ハイ)氏は、2010年本部経済・資本市場・チェーン経営ハイフォーラムに出席した。10日、中国新聞網が伝えた。

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黄氏は改革開放以来、中国経済が高成長を遂げたことを指摘した。30年間の平均成長率は15.2%。GDPは1978年から2009年の間に80倍に膨れあがった。世界史上でも類を見ない高成長だが、まだ欠けている点があるという。

黄氏は国家の総合的な国力は国を代表する大企業・大グループの競争力に体現されると指摘し、もし世界的な大企業がなければ、世界経済における強国とはなりえないと主張した。現在、中国の大型国有企業は管理体制・経営・自己資金などの問題から成長が遅れているという。とりわけ大型スーパーや専売店に成功例がないと分析した。

2009年、中国のチェーン企業トップ100の売上高は1兆3600億元(約18兆6000億円)。米小売大手ウォルマート1社の営業収入は3700億ドル(約34兆6000億円)で、圧倒的な大差がつけられている。

黄氏によると、中国の大型流通企業の多くは国内外の激烈な競争の中、国家が「特殊」な措置をとらなければ、中国の中小企業が成長できないと考えているという。こうした意見を受け、商務部も現在、対策を検討していると明かした。(翻訳・編集/KT)

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