北朝鮮観光が全面解禁に=ただし「写真撮影には許可が必要」「兵士に挨拶は不可」―中国

Record China    2010年4月14日(水) 11時54分

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12日、中国全土から北朝鮮への観光ツアーが解禁され、その第1弾が国内各地から出発した。観光ツアーはこれまで、北朝鮮と国境を接する遼寧省、吉林省など一部の地域に限り認められていた。写真は13日、陸路で北朝鮮へ入国するツアー団体。

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2010年4月12日、中国全土で北朝鮮への観光ツアーが解禁され、その第1陣が国内各地から出発した。観光ツアーはこれまで、北朝鮮と国境を接する遼寧省、吉林省など一部の地域に限り認められていた。13日付で広州日報が伝えた。

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ツアー出発地の1つである広東省広州市の旅行社によると、ツアーへの参加申し込みは3月中旬の開始からわずか1週間で、4月催行予定のツアー3組、定員100人に達した。広州市からのツアー日程は5日間で、価格帯は4000〜5000元(約5万4600〜6万8200円)。客層は、北朝鮮に対して特別な感情を持っている1940〜50年代生まれの中高年が多いという。

また、今回のツアー解禁にあたって、参加者への注意事項が示されている。

1)現地の風習・習慣・民族的感情を重んじ、政治・経済・指導者に関する評論をしないこと。

2)パソコン・携帯電話・短波ラジオなどの通信機器は持ち込み禁止とし、平壌国際空港に預けること。

3)北朝鮮国内での観光中の行動は観光ガイドの指示に従わなければならず、団体を勝手に離れることは許されない。また、入出国ともに団体行動しなければならない。

4)禁止地区や観光の認められていない場所での撮影は不可。通常の撮影に関しても観光ガイドの許可の下に行わなければならない。

5)開城市の観光の際に、兵士に挨拶をしたり声をかけたりしないこと。(翻訳・編集/HA)

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