チベット族自治州で14日朝、マグニチュード7.1の強い地震―青海省

Record China    2010年4月14日(水) 12時8分

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14日、青海省玉樹チベット族自治州玉樹県でマグニチュード7.1クラスの激しい地震が発生した。中国地震台ウェブセンターが伝えた。写真は玉樹チベット族自治州。

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2010年4月14日午前7時49分頃(現地時間=以下同)、中国西部・青海省玉樹チベット族自治州玉樹県でマグニチュード7.1クラスの激しい地震が発生した。詳しい死傷者数はまだ公表されていないが、家屋の倒壊で相当数の犠牲者が出たと見られる。中国地震台ウェブセンターの情報を中国新聞網が伝えた。

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震源は同自治州の玉樹県付近で、深さはおよそ3300m。報道によれば、同日午前5時39分頃にもマグニチュード4.7クラスの地震が発生しており、震源の深さはおよそ6000mだった。多くの建築物が耐震構造のないレンガ造りのため、多くが倒壊し多数の死者が見込まれる。

玉樹チベット族自治州は青海省南西部の青蔵高原中腹、平均標高4200mの場所に位置する。総人口は28万3100人で、チベット族が26万9800人と95.3%を占める。「玉樹(ユーシュー)」との地名は、この地方の伝統的呼称「ユルシュル」に由来し、チベット語での意味は「遺跡」だという。同自治州は玉樹県のほか、称多(ティドゥ)・嚢謙(ナンチェン)・雑多(ザトェ)・治多(ディトェ)・曲麻莱(チュマルレプ)の5県を管轄している。(翻訳・編集/岡田)

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