広州輸出商品交易会が開幕、資源価格上昇による値上げに注目―広東省広州市

Record China    2010年4月17日(土) 20時12分

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15日、広東省広州市で、第107回広州輸出商品交易会が開幕を迎えた。盛況となったが、資源価格上昇を背景に値上げが話題となった。写真は昨年5月の広州輸出商品交易会。

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2010年4月15日、広東省広州市で、第107回広州輸出商品交易会が開幕を迎えた。盛況となったが、資源価格上昇を背景に値上げが話題となった。16日、羊城晩報が伝えた。

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開幕初日はあいにくの雨にたたられたが、前回を大きく上回る盛況ぶり。ある出展企業は問い合わせの客数が前年比で20〜30%増えたと話している。初日の契約額は8000万ドル(約74億円)を突破。前回比で約20%増となった。

人のにぎわい以上に会場を熱くさせたのが値段交渉。値上げを主張するメーカーが多かったため、あちらこちらで丁々発止のやりとりが見られた。浙江雄泰オートバイ公司の李飛(リー・フェイ)営業マネージャーはコストが上昇していると訴えた。

資源価格の上昇に伴い、オートバイの原料価格は約10%上昇した。それだけに販売価格も10〜15%値上げすると話している。「販売価格は赤字すれすれの水準。金融危機の洗礼を生き延びた企業はもはや量ではなく、品質と利益を求めている」と話し、「もし値上げに応じてもらえなければ、注文をもらえなくてもかまわない」とまで言い切った。

資源価格の上昇とともに注目されるのが、間もなく実施されるとみられる人民元の切り上げ。しかし参加企業はあまり重視していないようだ。すでに現実のものとなっている資源価格の上昇と比べ、人民元切り上げ問題はあくまで予想に過ぎない。また切り上げ幅も最大で1〜2%にとどまるとみられ、大きな影響はないとの意見が大勢を占めた。(翻訳・編集/KT)

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