2010年4月18日、「香港のアカデミー賞」こと第29回香港電影金像奨の授賞式が行われ、「最優秀主演男優賞」「同女優賞」にサイモン・ヤム（任達華）とクララ・ワイ（恵英紅）がそれぞれ選ばれた。NOWnewsが伝えた。

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今年のお正月映画として大ヒットし、19部門でノミネートされていた「十月圍城」は、「最優秀作品賞」など計8部門を制して最大の勝ち組に。また、1970年代の香港を舞台にした「歳月神偸」の主演俳優サイモン・ヤム、アクションから演技派女優へ脱皮した「心魔」のクララ・ワイがそれぞれ、「最優秀主演男優賞」および「同女優賞」を受賞した。

「最優秀助演男優賞」「同女優賞」は、「十月圍城」のニコラス・ツェー（謝霆鋒）、「意外」のミッシェル・イップ（葉[王旋]）が受賞。また、「最優秀新人賞」には「歳月神偸」で好演した人気歌手アーリフ・リー（李治廷）、「最優秀監督賞」には「十月圍城」のテディ・チャン（陳徳森）がそれぞれ選ばれている。

さらに、最高のアジア映画を選ぶ「最優秀アジア映画賞」は、日本映画「おくりびと」が受賞。滝田洋二郎監督もこの日の授賞式に出席し、栄誉ある賞を受け取った。（翻訳・編集/Mathilda）