Record China 2010年5月3日(月) 23時25分
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2日、中国紙は中国輸出商品交易会の開催期間中に起きたホテルの外国人びいきの現状を紹介した。写真は広州輸出商品交易会を訪れる外国人バイヤーら。
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2010年5月2日、羊城晩報は記事「広州のホテルの『外国人崇拝』に批判=貧乏人を嫌ったのか、それとも外国人客を尊重したのか」を掲載した。
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沈さんは広東省広州市出身。10年前に家族とともに米国に移住、永住権を取得した。先日、中国輸出商品交易会に参加するため、故郷の広州に戻った。その時のこと、取引先の客人との食事のため、あるホテルを訪れた。大変なにぎわいでもう席がないとのこと。仕方なく待ったが、1時間近くたっても席が空く様子はない。
ダメもとでも頼み込んでみようと、沈さんは米国永住権を証明するグリーンカードを見せて、「米国から来たんです。どうにかなりませんか」とお願いした。すると効果はてきめん。慇懃無礼だったマネージャーは笑顔を浮かべて「こちらへどうぞ」と案内してくれた。通されたのはゴージャスな個室。マネージャー自らが注文を取ってくれた。
お願いを聞いてもらった沈さんだが、どうも納得がいかない。後で計算してみたところ、料金も通常と変わらなかったようだ。利益のためでもないのに、なぜ外国人をこんなに優遇するのか。同紙にこのエピソードを教えた沈さんは、こんなことをされても外国人客は嬉しくない、中国のホテルは本当のホスピタリティーを分かっていないと批判。誤りを正して欲しいと話している。
広州市に住む王さんも、外国人優遇で嫌な思いをした一人。やはり中国輸出商品交易会の開催期間のこと、あるホテルのレストランでお茶をしていると、ウェイトレスが一言。「中国本土のお客様は8時半で退去していただきます。外国人の方の席を空けなければなりませんので」とのことだった。「外国人と一般の中国人は一緒にお茶をしてはいけないのか?なぜこんな風に区別されるのか?」と驚いたという。(翻訳・編集/KT)
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