中国、動物保護への意識・態度が大きく変化=在中国英人が証言―英紙

Record China    2010年5月7日(金) 21時11分

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4月28日、英紙デイリー・テレグラフは、中国人の動物に対する態度が急激に変化していると指摘した。写真は遼寧省瀋陽市の動物園で保護された熊。

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2010年4月28日、英紙デイリー・テレグラフは、中国人の動物に対する態度が急激に変化していると指摘した。5月1日付で環球時報が伝えた。

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記事は、「中国人の動物に対する態度・関心は西洋人に劣る」としながらも、中国人の動物保護に対する意識は大きく改善していると指摘している。四川省成都市に本部を置くアジア動物保護組織の創始者である英国人ジル・ロビンソンさんは、中国における熊胆(ゆうたん)や胆汁の採取目的で虐待される熊の救出活動に力を注いできたという。ジルさんは、最近2、3年の中国人の彼女への見方や態度の変化を感じているという。

ジルさんがそれを最も強く感じたのは最近成都市で行ったある活動を通してだった。地元の薬局から買い集めてきた熊胆を、抗議の意思表示として焼却したとき、多数の住民や地元政府関係者らからの支持を受けたという。「5年前には考えられないことだった」とジルさんは言う。中国政府も狂犬病予防目的での犬の殺処分行為の禁止を打ち出し、「反動物虐待法」の制定も詰めの段階に入っているなど、動物を取り巻く環境は確かに大きな変化のなかにある。(翻訳・編集/津野尾)

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