2010年4月29日、米シンクタンク・ジェームズタウン財団は、ウェブサイトに中国の核問題に関する記事を掲載した。4月初頭に米国政府が発表した「核態勢見直し（NPR）」は、中国を「ミニサイズのロシア」と評している。5月6日、環球網が伝えた。

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NPRで中国について触れられた部分はそう多くはない。しかし子細に読み解くと、きわめて重要な決定がなされたことが分かる。2009年、米シンクタンク・米外交問題評議会は、中国を「戦力均衡の対象であるミニサイズのロシアと見るべきか、あるいは警戒の対象であるビッグサイズの北朝鮮と見るべきか」という問題について決定を下していないと指摘している。

今回のNPRでは中国をロシアと同じカテゴリーに入れ、「ロシアと中国とは安定した戦略関係を継続するべきだ」と結論づけた。この結論は中国政府が安全戦略上、長年感じていた不安を解消するもので、米中両国の核軍縮の取り組みを推進するものとなるだろう。（翻訳・編集/KT）