2010年5月5日、通信キャリア最大手の中国移動が、携帯電話機向け電子書籍「TD電子書」サービスの概要を明らかにした。同社の3G（第3世代）携帯電話「TD-SCDMA」を通じたサービスで、課金方式は1冊ダウンロードごとか月ぎめ方式を選択できる。中国各メディアが伝えた。

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ダウンロードだと1冊平均2元、月ぎめは3、4元で、従来の書籍の価格の10分の1程度の安さ。また、電子書籍サービスでは、章ごとのダウンロードと課金も可能になるという。

同社によると、閲覧は携帯電話端末または専用端末の2種類。同社は中国出版集団、浙江出版集団、長江出版集団などコンテンツ提供業者35社と提携。中国編集学会、国家図書館とも提携に向け協議を進めている。料金の分配比率は中国移動と出版社側が6対4になる。（翻訳・編集/東亜通信）