2010年5月10日、中国のネット通販最大手「淘宝網（タオバオ）」とYahoo！JAPAN（ヤフー・ジャパン）は浙江省杭州市で戦略的な提携関係を結ぶことを宣言した。6月から相互取引サービスを開始、世界最大のネット通販市場が誕生する。中国新聞網が伝えた。

【その他の写真】

タオバオの親会社・アリババグループの馬雲（ジャック・マー）会長兼最高経営責任者（CEO）は「今回の提携で日本の中小企業の手助けができることが嬉しい。消費者にとっても選択肢が増えることになる」とコメント。孫正義ソフトバンク社長兼ヤフー会長は「日本と中国の架け橋となり、アジアの経済成長に大きく貢献したい」と語った。

6月1日より、「Yahoo！ショッピング」の取扱い商品約800万点と「タオバオ」の約5000万点が相互に購入できるようになる。（翻訳・編集/NN）