<中台>本土ツアー客が急増中、受け入れ態勢の強化を―台湾紙

Record China    2010年5月12日(水) 15時29分

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10日、台湾紙は、中国本土客の増加に合わせ、受け入れ態勢を万全にすべきだと論じた社説を掲載した。写真は台湾有数の観光地「日月潭」を観光する中国本土客。

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2010年5月10日、台湾紙・中華日報は、中国本土客の増加に合わせ、受け入れ態勢を万全にすべきだと論じた社説を掲載した。本土客の台湾ツアーは08年7月から解禁されたが、観光バス不足により客がレストランで長時間待機させられるなど問題点も多い。中国新聞網が伝えた。以下はその概略。

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馬英九(マー・インジウ)政権の発足後、本土客に台湾ツアーが解禁され、1日3000人の目標が掲げられた。だが、世界的な金融危機の影響により、当初は1日平均300人程度にとどまっていた。しかし、「フォルモサ(麗しの島)」の別称を持つ台湾への観光を希望する本土客は多く、今年3月からは1日3000人、多い時は7000人に達するようになり、台湾の観光、交通、飲食、百貨業界など関連業界に大きな商機をもたらしている。だが、一方でホテルや観光バスの手配が間に合わなかったり、一部の観光地では大混雑に陥ったりという事態も見られ、受け入れ態勢の不備が露呈している。

特に深刻なのは観光バス不足だ。統計によると、台湾全土の1万2000台のうち、生産から7年以内の「新車」はわずか5800台。4〜5月の観光シーズンには各社が激しい争奪戦を展開せねばならず、ツアー中何度もバスを乗り換えなければならない団体客も多い。乗り継ぎが上手くいかず、レストランや観光地で何時間も待たされるケースも続出している。

今後も本土からのツアー客は増え続け、両岸(中台)の交流や台湾経済の発展に重要な役割を担うだろう。本土客に気持ちよく観光してもらえるよう、受け入れ態勢をさらに改善する必要がある。(翻訳・編集/NN)

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