中間層の日本への個人旅行に備え、各旅行社は格安航空券などを手配―広東省

Record China    2010年5月12日(水) 22時42分

拡大

11日、日本政府が今年7月から中国人向け個人観光ビザの発給要件を大幅に緩和する意向を発表したことを受け、広州市の各旅行会社は新たに対象となる中間層向けに格安航空券などを準備し始めている。写真は3月、瀋陽市で行われた日本政府観光局によるPRイベント。

(1 / 4 枚)

2010年5月11日、日本政府が今年7月から中国人向け個人観光ビザの発給要件を大幅に緩和する意向を発表したことを受け、広東省広州市の各旅行会社は新たに対象となる中間層向けに格安航空券などを準備し始めている。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

中国人向け個人観光ビザの発給は昨年7月に解禁されたが、現在は年収25万元(約350万円)以上の富裕層に限られている。報道によれば、広東地区で個人観光ビザを申請した人は、09年通年で延べ500人程度だった。だが、今年7月からは大手クレジットカードが発行する「ゴールドカード」所有者に発給を認可する仕組みに変更されることで、年収3〜5万元(約42〜70万円)の中間層にも個人観光ビザ発給の道が開かれる。

広州の大手旅行会社によれば、各旅行会社は中間層向けの価格設定を検討している最中。航空券やホテルの客室などを日本から共同で大量に仕入れることで、少なくも価格を30%引き下げられるとしている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携