中国の気象予報、水害対策で力不足あらわ=極端な天候変化に対応できず―中国紙

Record China    2010年5月18日(火) 10時10分

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2010年5月17日、南方日報は記事「極端な気候現象が頻発=気象予測と対応体制の穴が明らかに」を掲載した。先日、広州市では1週間に3回も豪雨が降ったが、こうした極端な天候が頻発しているという。写真は14日、豪雨に見舞われた広州市。

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2010年5月17日、南方日報は記事「極端な気候現象が頻発=気象予測と対応体制の穴が明らかに」を掲載した。

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先週、広東省広州市は1週間に3回も豪雨が降るという「100年に一度の」異常事態に見舞われた。専門家によると、本番はこれから。6月、7月にはさらに降水量が増えるものとみられる。こうした異常気象は広東省だけのものではない。近年、「**年に一度の」と形容されるような極端な天候が頻発している。08年の南部の大雪、09年の西南の大干ばつ、今年5月の重慶市の強風など枚挙にいとまがない。

こうした極端な天候は今後もますます増えるとみられるが、問題はどのように予測、対策するかという点にある。「広州は日本の地震対策並の水害対策を講じるべきだ」と中山大学地球環境・地球資源研究センターの周永章主任は話す。「治水は一つの体系的なものであり、一部の浸水地域を整備して他の問題を軽視してはいけない。都市建設においては、緑地や池など雨水を吸収する能力を高めることが大事だ」と説明した。(翻訳・編集/KT)

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