価格が100倍!濡れ手にあわのニンニクバブル=発端はリーマンショックだった?!―香港紙

Record China    2010年5月18日(火) 18時53分

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14日、香港紙・香港経済日報は記事「遊休資本がニンニク市場に流入=億万長者を生み出した」を掲載した。億万長者を続々と生み出しているニンニクバブル。その発端はリーマンショックにあったという。写真は卸売市場。

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2010年5月14日、香港紙・香港経済日報は記事「遊休資本がニンニク市場に流入=億万長者を生み出した」を掲載した。

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「中国は世界のニンニク一大産地、金郷県は中国のニンニク一大産地」という言葉がある。中国最大のニンニク生産地・取引市場である山東省済寧市金郷県には、近年、少なからぬ数の「ニンニク富豪」が生まれている。マイカー族の数も急増中で、県内では日に40台は車が売れているという。それもローンではなく、キャッシュでぽんと買っていくのだとか。

ニンニク相場急騰のきっかけとなったのは、なんとリーマンショック。直後は価格が暴落し作付面積が減ったが、新型インフルエンザ流行後、予防に役立つとのうわさがながれ供給不足に。わずか2年間で価格は100倍の500グラム4元(約54円)にまではね上がった。

ひとたび投機の対象が生まれればそこに資金が集中するのが世の常。特に現在は不動産投機抑制政策が導入され、株価も下落傾向にあるため、行き場を失った多くの資本がニンニク投機に参入しているという。(翻訳・編集/KT)

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