Record China 2006年12月4日(月) 20時10分
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北京市で行われた日中合作映画「鳳凰」のクランクアップ記者会見に主演とプロデューサーを務める中井貴一が出席し、作品への思いを語った。女優の苗圃と中井。
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2006年12月3日、チャン・イーモウ(張芸謀)、チェン・カイコー(陳凱歌)ら中国映画の黄金世代の監督に続く第6世代の金チェン監督による、日中合作映画「鳳凰」のクランクアップ記者会見が北京市で行われた。主演とプロデューサーを務める中井貴一と、中国の実力派女優苗圃(ミャオプー)らもこれに出席した。
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「鳳凰」は1920〜40年代の激動の中国を舞台に、刑務所内で出会った男の友情と男女の愛のドラマを描いた作品。記者会見では撮影を終えた中井貴一が、役のための丸刈りのヘアスタイルで会場に現れた。彼にとっては2003年の「天地英雄(ヘブン・アンド・アース)」 に続く、中国2回目の映画出演である。前作での好演が高く評価され、今回は中国側からの依頼を受けた形だ。
中井は「鳳凰」のシナリオを読んで感動を覚え、ギャラがかなり安いにもかかわらず出演を引き受けたそう。予算が少ないというアジアの映画事情はどこも似たようなものなので、お金のためではなく、素晴らしい映画人とともに優秀な作品を作り上げることが目的だとコメントした。撮影中最も困難なことは?という質問に対しては、「ロケ地が山奥のことが多く、またせりふがすべて中国語だから、慣れない言葉で感情を表さなければならないのがとても難しい※」と答えた。
※記事中の中井貴一の発言は、中国語による報道文を編集部が翻訳したものです。
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