国産旅客機普及に中国政府が作業グループ設置=国有企業に導入求める―中国

Record China    2010年5月22日(土) 13時57分

拡大

19日、中国民用航空局は、中国初の大型旅客機C919の先行発注を促進するべく作業グループを結成したことを発表した。中国航空、中国東方航空、中国南方航空の三大国有航空企業に契約を求めていくという。資料写真。

(1 / 4 枚)

2010年5月19日、中国民用航空局は、中国初の大型旅客機C919の先行発注を促進するべく作業グループを結成したことを発表した。中国航空、中国東方航空中国南方航空の三大国有航空企業に契約を求めていくという。20日、中国経済網が伝えた。

その他の写真

中航商用飛機有限公司が開発しているC919は標準座席数168席の大型旅客機。2016年の就航が予定されている。エンジンは海外製を使用するが、後継機には国産エンジンを搭載される予定だ。

中航商用飛機有限公司によると、今年上半期にもC919の先行発注が始まる予定。年内に100機の発注獲得が目標だ。中国民用航空局は国有企業の協力を求め、国産旅客機のいち早い普及実現を目指している。

積極的な姿勢を示しているのが中国航空。今年2月、シンガポール航空ショーに出席した賀利(ホー・リー)副総裁は「中国航空機メーカーを強く支持する」と表明した。中国航空は今年30機を新たに購入する計画だが、C919の具体的な発注機数についてはまだ決定していないという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携