ジン族(京族、越族、ベトナム族)

Record China    2006年5月8日(月) 0時1分

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ジン族の人びとは主に海洋漁業に従事している。

人口 

人口は2万2517人。  

地域 

主に広西チワン族自治区防城の「山心」「万尾」「巫頭」という三つの小さな島およびその付近の地域に分布している。このジン族の住む三島は「ジン族三島」とも呼ばれている。 

言語 

ジン語を使用し、語系は確認されておらず、ベトナム語とほぼ同じである。中国語の広東方言を使う人もいる。自民族の文字を持たず、漢字を使っている。

宗教 

ジン族の人びとは祖先を崇拝し、信奉する神々の多くは海と関係がある。

歴史

ジン族は以前越族と呼ばれ、1958年、ジン族と改称された。ジン族の祖先は西暦16世紀の初め頃にベトナムの塗山などの地から山心、万尾、巫頭という三つの小さな島に漂流してきた。当時、小さな島は荒れ果てて一軒の人家もなかった。ジン族の人びとは後に続々と島に移住してきた漢民族、チワン族の人たちとともに開発、建設に力を入れ、繁栄を目指した。

文化 

ジン族の三つの島は亜熱帯に属し、湿気が多く暑いため四季を通して常緑である。三つの島のある北部湾は著名な漁場で、ジン族の人びとは主に海洋漁業に従事している。豊かな海洋についての知識と魚をとる経験を持つジン族の男性は誰もが魚をとることについての名手である。また魚類加工業、海産物養殖業、タツノオトシゴ養殖業と人工による真珠養殖業を発展させている。以前、ジン族の人たちのほとんどは非識字であり、三つの島は「文盲島」と称されていた。1949年以後、政府はジン族の人たちに対する教育を強化し、島には小学校、中学校が設立した。多くの大学生が育成され、「文盲島」は「文化村」に変わった。

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