中国の造船業が不況、海外の船主が底値待ちで買い控え―中国メディア

Record China    2010年5月22日(土) 9時25分

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20日、中国の造船企業が新たな不況に直面している。その影響は金融危機以上のものになるかもしれず、大規模な業界再編にもつながる可能性もある。写真は江蘇省南京市の造船企業。

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2010年5月20日、中国新聞社によると、中国の造船企業が新たな不況に直面している。その影響は金融危機以上のものになるかもしれず、大規模な業界再編にもつながる可能性もある。

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これは、19日に江蘇省南京市で開催された中国国際船舶工業博覧会において多くの業界関係者に共通する認識だという。現在、中国の造船業は受注高で韓国に次いで2位だが、原材料価格や船主の売却価格の上昇などにより、利潤は以前より低い状態となっている。

中国造船業のメッカは江蘇省で、中国の新規受注高の36.4%、世界全体でも14%を占めているが、2009年には受注が1件もない月が3カ月あった。そして今年も受注が1件もない企業が多く出ている。

その背景には海外の船主が底値を待ち、買い控えていることがある。発注があっても単発的なもので、この状況が続けば2年以内に2度目の業界再編を迎える可能性が高いとみられている。(翻訳・編集/岡田)

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