ヤフーとタオバオの日中間ネットショッピング、その4つの課題―中国紙

Record China    2010年5月23日(日) 9時21分

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21日、通信信息報は「間もなくオープンする日中多国籍ネットショッピングプラットフォーム、国境を超えた取引が直面する4つの難題」と題した記事を掲載した。写真はタオバオのネットショップ。

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2010年5月21日、通信信息報は「間もなくオープンする日中多国籍ネットショッピングプラットフォーム、国境を超えた取引が直面する4つの難題」と題した記事を掲載した。

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5月10日、中国のネット通販最大手「淘宝網(タオバオ)」とYahoo!JAPAN(ヤフー・ジャパン)は戦略的な提携関係を結ぶことを宣言した。6月1日より、サービスが開始され、日本6000万人、中国2億人のユーザーが統合された世界最大のネット通販市場が誕生する。

今、始まろうとしている国境を越えたネットショッピングは、ネットユーザーと中小企業にとってはまさに福音となる。技術的な問題はないが、実際の運用には言語、税関、物流、決済という難題が待ち構える。このうち言語、物流については第三者企業がサービスを提供することになる。中国での決済についてはタオバオが提供する決済サービス・支付宝がそのまま使用可能になるという。

残る問題は税関。手続きが複雑で、大量の商品が時間通りに税関を通過できるかは運用の中で確かめられることになる。また、中国では商品流通時に課税されており、輸出時の税払い戻しが受けられなければ競争力を欠くことになる。品種ごとに規定が異なるため、この点も運用面での課題となる。(翻訳・編集/KT)

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