「中国の台頭は脅威に非ず」=中国の繁栄こそが朝鮮半島の安定をもたらす―韓国紙

Record China    2010年5月25日(火) 5時38分

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22日、韓国紙・朝鮮日報中国語版は、記事「韓国教授が著書で韓国で盛り上がる『中国脅威論』を批判」を掲載した。Lee Sam-seong教授は中国の繁栄こそが朝鮮半島の安定をもたらすと主張している。写真は中国人民解放軍。

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2010年5月22日、韓国紙・朝鮮日報中国語版は、記事「韓国教授が著書で韓国で盛り上がる『中国脅威論』を批判」を掲載した。環球網が伝えた。

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韓国・翰林大学のLee Sam-seong教授は昨年、「東アジアの戦争と平和」を出版、話題を集めた。韓国では中国の台頭を恐れる「中国脅威論」が広がりを見せているが、同書は全く異なる視点を提供した。

歴史的に見て、中国が繁栄している時代は朝鮮半島も安定している。逆に中国に混乱が生じたり王朝が交代した時に、朝鮮半島には災難がふりかかるという。モンゴルの侵略、清朝の朝鮮遠征、秀吉の朝鮮出兵、日韓併合などの侵略はいずれも安定した中華帝国が存在しない時期にあたる。

韓国の保守的な政治家の間には中国の台頭を奇貨として、米韓関係をより強化するべきだと唱える声もある。しかし企業家はむしろ韓国の繁栄にとって中国は欠くことのできない存在だと考えているようだ。2004年、韓国のある新聞は「中国はもはや外国市場ではない」と題した記事を掲載した。韓国最大の貿易パートナー・中国との経済関係はますます密接なものとなっている。今や中国は韓国の日常生活における重要な一部分だと指摘し、冷戦的な敵、味方を線引きするような発想から抜け出なければならないと主張した。(翻訳・編集/KT)

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