Record China 2010年5月26日(水) 7時15分
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23日、中国人ブロガー・楊恒均氏が「チャイナタウンで起きた衝撃的な出来事」と題した記事を発表した。写真は09年9月、中国の建国60周年に合わせ、祝賀ムードに包まれたニューヨークのチャイナタウン。
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2010年5月23日、中国人ブロガー・楊恒均(ヤン・ヘンジュン)氏が「チャイナタウンで起きた衝撃的な出来事」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に発表した。楊氏はシドニー工科大学で博士号を取得、現在は広東省で貿易関係の仕事に就いている。以下はその概略。
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ニューヨークのチャイナタウンで中国人女子留学生(23)が強姦・殺害される事件が起きた。防犯カメラの映像によると、近くには複数の中国人がいた。だが、彼らは襲われる被害者を目の当たりにしながら、しばらく傍観すると何事もなかったかのようにその場を離れた。悲しいことだが、この複数の中国人は移民1世か中国本土からの密航者であると筆者は断言する。
この事件を聞いて、筆者は3年前にシドニーのチャイナタウンで体験したある出来事を思い出した。その日、筆者は友人とショッピングモール内のフードコーナーで待ち合わせをしたのだが、早く着いたので窓際の席に座って本を読んでいた。そこへ突然、大きな悲鳴とともに椅子が倒れる音が響く。立ち上がって見ると、お年寄りが倒れているのが見えた。
居合わせた客の視線が一斉に注がれる中、6人の若者が走り寄り、お年寄りを助け起こすのが見えた。その間、わずか十数秒。だが、そこで私はある重大な事実に気づいた。6人のうち5人までが白人だったのだ。残る1人は中国系だったが、完璧な英語を話していたので移民2世か少なくとも幼い頃から現地で教育を受けた若者だと思われる。
当時、フードコーナーにいた100人のうち、白人はわずか20人ほど。残りは全て中国語を話す人たちだった。では、お年寄りを助けなかったのは中国人だからなのか?だが、現地で育ったと思われるあの若者は違った。要するに、同じ中国人でも教育や教科書が変わっただけで素養にこれほど差が出るということなのだ。
実は筆者自身も「助けに行かねば」という考えは全く浮かばず、「もっと良く見えるように」と立ち上がっただけだった。筆者はこの時の衝撃がいまだに消えない。今思い出しただけでも顔から火が出る思いだ。(翻訳・編集/NN)
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