Record China 2010年5月27日(木) 12時25分
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20日、上海万博で見た来場者のマナーの悪さに心を痛めた上海市民が、同市のトップである兪正声党委員会書記に手紙を書いた。写真は3月、上海万博のボランティア向けに開かれた研修会。
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2010年5月20日、上海万博で見た来場者のマナーの悪さに心を痛めた上海市民が、同市のトップである兪正声(ユー・ジョンション)党委員会書記に手紙を書いた。25日付で新民網が伝えた。
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手紙を書いたのは劉辰子(リウ・ジェンズ)と名乗る上海音楽学院の卒業生。20日に万博会場を訪れたが、そこで見た来場者のマナーの悪さに「苦悩と悲しみ」を覚え、関係部門に対し、「これ以上の悪化を防ぐため、上海市民の素養の高さを全世界に知らしめるため、どうか適切な対応をして欲しい」と訴えた。
劉さんによると、車椅子の利用者はどんなに長い行列でも優先的に入場できるが、付き添いは1人までと決められている。だが、実際には2人も3人も付き添い、長い行列にじっと耐える一般来場者を不快にさせている。中には車椅子に乗って優先的に入場した後、おもむろに立ち上がり元気に参観を始める人もいた。「車椅子は長い行列を不正に回避する道具ではない」と怒りを露わにする劉さん。このままでは今後も「自称」身体障害者は増え続けるだろう。
そこで、劉さんはこうしたマナーの悪い行動を根絶する最善策として、今後は車椅子を借りる際、身障者手帳など車椅子が必要であることを証明するものを提示させる必要があると指摘。さらにマスコミでも取り上げて世論の批判や社会的道徳の圧力をかけるべきだと提言した。(翻訳・編集/NN)
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