製作中止&打ち切りも?アン・リー監督の最新作「パイの物語」が難航…―台湾

Record China    2010年5月31日(月) 0時11分

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29日、アン・リー監督の最新作「パイの物語」が、巨額の製作費が問題で暗礁に乗り上げている。写真はアン・リー監督。

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2010年5月29日、アン・リー(李安)監督の最新作「パイの物語」( Life of Pi)が、巨額の製作費が問題で暗礁に乗り上げている。中国時報が伝えた。

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「パイの物語」は、「ブロークバック・マウンテン」や「ラスト、コーション」で知られる台湾のアン・リー監督が手がける最新作。02年度の英ブッカー賞を受賞したカナダ人作家ヤン・マーテルの大ベストセラー冒険小説「パイの物語」を映画化するもので、これまでに「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン監督、「ハリー・ポッター」シリーズのアルフォンソ・キュアロン監督らが名乗りをあげてきたが、最終的にアン・リー監督が選ばれている。

今夏のクランクインに向けてロケ地選択など準備を進めていたリー監督だが、提示している7000万ドル(約64億円)という巨額の製作費が、製作する20世紀フォックス社との折り合いがつかず、暗礁に乗り上げているという。

米紙ロサンゼルス・タイムズでは、高額製作費に伴う利益の少なさに20世紀フォックス社がちゅうちょしており、リー監督側が譲歩あるいは何らかの解決案を提出しない限り製作続行は難しい、と報じている。(翻訳・編集/Mathilda

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