Record China 2010年5月30日(日) 20時29分
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28日、インターネット利用者の94%以上が、中国にも「サイバ―司令部」を設置することに賛成していることがわかった。資料写真。
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2010年5月28日、「国際在線」によると、昨年6月に行われたインターネット調査で、インターネット利用者の94%以上が中国にも「サイバ―司令部」を設置することに賛成していることがわかった。
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記事によると、現在、中国のインターネット利用者数は4億400万人で世界最多を誇る。軍事専門家で中国国防大学教授の張召忠(ジャン・ジャオジョン)氏によれば、中国はインターネットへの依存度をますます強めているにもかかわらず、ルートサーバを所有しておらず、中国で使用されるインターネット関連のハード・ソフトなどもほとんどが米国製だという。張氏は、中国は単なるコンピュータの「ユーザー」にすぎず、セキュリティーに大きな脆さを抱えていると危惧する。
同氏はまた、サイバー司令部は今後不可欠になってくるだろうとみている。中国が知識財産権を持つソフトの開発、中国ドメイン名の管理、中国製OSの自主開発などが当面の急務であり、外国への依存を緩和することが必要だとしている。また、軍事用インターネットと一般向けインターネットを完全に隔離することも必要だと述べた。
記事はさらに、米国が昨年サイバー司令部設立を宣言したのち、英国、インド、韓国、ドイツ、日本、ロシアなどもサイバー部隊設立に向けて動き始めており、韓国のサイバー部隊は今年にも運用開始する準備を整えていると報じた。(翻訳・編集/中原)
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