09年新卒大学生、半年後の就業率は86.6%!職業専門学校生の躍進目立つ―中国

Record China    2010年6月6日(日) 8時34分

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2日に発表された「2010年就業青書」によると、中国で09年7月に卒業した大学生の半年後の就業率は86.6%で。中でも職業専門学校卒業生の躍進が目立つ。写真は就職活動をする中国の学生。

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2010年6月2日に発表された「2010年就業青書」によると、中国で09年7月に卒業した新卒大学生の半年後の就業率は86.6%で、過去2年とほぼ同レベルだった。一方、初任給水準は昨年に比べて上昇していることが分かった。人民網が伝えた。

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青書によると、大学卒業後半年経過した段階での09年の就業率(86.6%)は、08年卒(85.6%)に比べて1ポイント高かったものの、07年卒(87.5%)より0.9ポイント下がっており、大きな変化は見られなかった。ただし、この中では、就職せずに大学院に進学する学生の増加と高等職業専門学校卒業生の就業率の伸びが目立った。

初任給(卒業半年経過後)は、「211院校(=中国教育部が指定した21世紀の主要100大学)」の卒業生が08年比8%増の2756元(約3万7200円)、その他の大学卒業生が同10%増の2241元(約3万300円)、高等職業専門学校卒業生が同15%増の1890元(約2万5500円)だった。ただ、前年の07年と比較すると、給与水準は減少傾向。07年の初任給は、211院校が2949元(約3万9800円、09年は07年比6.5%減)、その他大学が2282元(約3万800円、同1.8%減)、高等職業専門学校が1735元(約2万3400円、同8.9%増)で、高等職業専門学校卒業生の初任給のみが07年より増加したことになる。

高等職業専門学校卒業生の初任給の急上昇および就業率向上の好結果は、社会ニーズの変化に合わせた学校側の教育改革の成功によるとみられている。(翻訳・編集/HA)

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