Record China 2010年6月4日(金) 11時50分
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2日、江西日報は記事「江西省旅行客が列車に車いすを持ち込み=万博見学の裏技」を掲載した。先日、マナー違反の「裏技」が横行していると報じられたが、なお実行に移す人も少なくないようだ。写真は「2時間待ち」の看板。
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2010年6月2日、江西日報は記事「江西省旅行客が列車に車いすを持ち込み=万博見学の裏技」を掲載した。先日、障害者を装い上海万博の順番待ちを避けようとする「裏技」が横行していると報じられた。中国人の「民度」の低さを示すと嘆く声もある一方で、いい方法を知ったとばかりに実行に移す人も少なくないようだ。
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6月2日、江西省南昌市発上海南駅着の列車K288が終点に到着した。と、その時のこと、列車の中で2組のグループが言い争いのケンカを繰り広げている。列車長と鉄道警官は慌てて現場に向かった。
話を聞くと、双方はともに万博見学に向かうグループ。問題は若い男女5人のグループが持っている2台の車いすだった。5人はいずれも健康そうで、車いすなど必要なようには見えない。「これは話題になった、順番待ち回避の裏技に違いない」と思った周囲の人々が注意し、言い争いになったのだという。
南昌市鉄道警察によると、上海万博開幕から1か月が過ぎたが、車いすを持ち込むケースが少なくないという。しかし現在では老人証明や障害者証明を携帯することが条件で、車いすだけでは「裏技」は使えない。わざわざ車いすを持っていっても、その苦労はムダになるだけだという。(翻訳・編集/KT)
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