「600万ユーロの男」本田圭佑、岡田監督の起用に応え決勝ゴール―中国紙

Record China    2010年6月15日(火) 10時22分

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2010年6月15日、北京青年報は記事「さすが『ミスター600万ユーロ』本田=岡田監督は早くもオランダ戦をにらむ」を掲載した。写真は今年6月、北京市。街はW杯ムードに包まれている。

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2010年6月14日、サッカー南アフリカW杯日本代表対カメルーン代表戦が行われた。日本代表は本田圭佑選手のゴールで、見事、勝利をあげた。15日付北京青年報は記事「さすが『ミスター600万ユーロ』本田=岡田監督は早くもオランダ戦をにらむ」を掲載した。以下はその抄訳。

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日本代表はW杯開幕前、最悪の状態で、親善試合も負け続きだった。ついには岡田武史監督の進退問題も浮上したほど。「窮則思変(窮すれば変化を思う)」と言うが、追い込まれた岡田監督は、中村俊輔選手をベンチに置き、本田選手を起用するという先発陣の大改造に踏み切った。両選手を共存させるのではなく、本田選手一人を起用することで、多くのスペースを与えるプランだ。

本田選手も起用に答えた。中盤では攻守に力を発揮し、抜群のフィジカルを誇るカメルーン代表に組織的な攻撃をさせなかった。そして決勝ゴール。相手DFの背後に隠れた本田選手は冷静にシュート、試合の流れを変えた。失点後、カメルーン代表はエトー選手を中心に怒濤の攻撃を繰り出したが、組織的に守備を固める日本代表を崩すことはできなかった。

試合前日の13日は本田選手の誕生日。自ら決勝ゴールという最高のプレゼントを手にした。オランダ2部リーグのMVPを獲得した本田選手は今年、600万ユーロ(約6億7100万円)という巨額の移籍金で、CSKAモスクワに移籍。欧州チャンピオンズリーグベスト8入りに貢献するなど活躍を続けている。まだ24歳という若さは、素晴らしい未来を予感させる。(翻訳・編集/KT)

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