Record China 2010年6月17日(木) 9時12分
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16日、W杯南アフリカ大会で日本が強豪カメルーンに勝利するなどアジア勢の健闘が目立つ中、中国サッカー界を牛耳る韋迪主任は「複雑な心境だ」と語った。写真は10年6月、中国・吉林省長春市で行われた市民と学生の親善試合。
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2010年6月16日、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で日本が強豪カメルーンに勝利するなどアジア勢の健闘が目立つ中、中国サッカー界を牛耳る韋迪(ウェイ・ディー)主任は「複雑な心境だ」と語った。新浪体育が伝えた。
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日本が1―0で強豪カメルーンを下したのに続き、近年は中国相手に負け越している北朝鮮までもが王国ブラジル相手に一矢報いる大健闘を見せた。だが、同じアジア勢として喜んでばかりもいられない。韋主任は「それに比べて中国は」と複雑な心境を明かす。しかも、北朝鮮チームは中国チームと比べ、練習環境や待遇の面でかなりの「格下」だ。
北朝鮮ではトップレベルの選手でも月収はわずか12元(約160円)。選手生命が10年だとして、プロ生活で得られる報酬はわずか1440元(約1万9000円)だ。以前、北朝鮮チームが中国で開かれた試合に参加した際、4〜5人の選手が金を出し合って1本のコカコーラを買っていた。試合で出されたミネラルウォーターは誰も手を付けずに持って帰っていた。
それでもあれほどの存在感を見せつけた北朝鮮。「貧しさゆえの強さなのか?」と韋主任はため息をつく。中国サッカーが日本や北朝鮮に追い付くにはどうすれば良いのか?今後の課題は多そうだ。(翻訳・編集/NN)
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