リー族(黎族)

Record China    2006年5月7日(日) 23時57分

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2004年8月22日、海南保亭県リー族ミャオ族自治県。民族衣装に身を包み七夕(中国の七夕は旧来通り旧暦の7月7日に行われる)に参加したリー族の女性たち。

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◆人口/ 

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人口は1247万814人。

◆地域/ 

主に海南省に分布している。 

◆言語/ 

リー族の言葉を使用し、この言語は漢・チベット語系、チワン・トン語派、リー語分支に属する。居住地域によって方言に違いがある。漢族と密接に交流してきたため、多くの人が漢語に精通している。1957年、ローマ字を基礎としたリー族の言葉を作った。   

◆宗教/ 

リー族は以前から普遍的に原始宗教を信奉していたが、近代になってから少数の人たちはキリスト教を信奉するようになった。

◆歴史/

リー族は中国の長い歴史をもつ民族の一つで、越族から発展してきた。

◆文化/ 

リー族が居住している海南島は亜熱帯に位置し、気候が温暖で湿潤である。景色が美しく、四季を通して常緑で、ゴム、サトウキビ、果物、植物油など気候に適した物産が豊富である。リー族の女性は、紡績に関して卓越した技術を有し、海南島は宋代には綿織物の産地として知られていた。宋代末期、元代の初めに、紡織の工匠、黄道婆(こうどうば)が海南島でリー族の女性に紡織技術を学び、後に故郷の烏泥で綿織物業を発展させたことでも知られている。

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