自家用ジェットが富豪の新たな消費対象に=購入可能層は30万人、10年で米国を抜く?―中国

Record China    2010年6月23日(水) 23時20分

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18日、中国における富裕層の増加によって中国の自家用ジェット市場が急拡大しており、10年以内に世界最大の自家用ジェット市場になる可能性もあるという。写真は自家用ジェットの操縦を学ぶ中国人。

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2010年6月18日、韓国メディアの報道によると、中国における富裕層の増加によって中国の自家用ジェット市場が急拡大しており、10年以内に世界最大の自家用ジェット市場になる可能性もあるという。19日付で法制晩報が伝えた。

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アジア最大の自家用ジェットサービス「アジアジェット」のマイケル・ウォルシュCEO(最高経営責任者)は、「2年前の中国には自家用ジェット機市場の存在すらなかった。しかし同市場は今後10年の間、毎年20%〜25%以上の成長が見込まれる。中国はこの10年以内に米国を抜き世界最大の自家用ジェット所有国になる」と断言する。

奢侈品(アジア)有限公司の中国エリアCEO・蒙鵬鈞(モン・ポンジュン)氏も、「08年にはわずか8機だった販売機数が金融危機の09年には15機に増加した。今年は20機以上を見込める」と話した。

最近発表された「胡潤百富」の大富豪ランキングによると、1000万元(約1億3277万円)を超える資産を持つ富豪は中国国内に82万5000人おり、資産10億元(約133億円)を超える大富豪も1900人以上。このため自家用ジェット購入が可能な潜在購買者数は約30万人いると推定されている。(翻訳・編集/本郷)

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