Record China 2010年6月21日(月) 23時21分
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19日、北朝鮮代表が世界の王者ブラジルを相手に善戦したことで、北朝鮮でW杯の人気が高まっている。金総書記も深夜までテレビにくぎ付けだという。写真は北朝鮮の首都・平壌。
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2010年6月19日、環球網によると、南アフリカ共和国で行われているサッカーワールドカップで、北朝鮮代表が世界の王者ブラジルを相手に善戦したことで、平壌などでワールドカップブームが起きている。試合の中継が始まる午後9時になると、街中から人の姿が消えてしまうほどだという。
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韓国のメディアは在日本朝鮮人総聯合会の機関紙「朝鮮新報」の17日の記事を引用し、「電車やバスには誰も乗っていないほどだ」と報じた。ある洋服工場の幹部はインタビューに「普段は夜遅くまで操業しているが、最近は夜8時までに仕事を切り上げ、サッカー観戦をするために帰宅している」と答えた。北朝鮮の国営通信社・朝鮮中央通信は17日、代表チームの善戦に「日に日に期待が高まる」とエールを送る記事を掲載している。
韓国紙・朝鮮日報は、北朝鮮でのワールドカップブームは金正日(キム・ジョンイル)総書記が大のサッカーファンであることと関係があると指摘。韓国メディアは「W杯が始まって以降、金正日総書記が現場指導に姿を現す機会が減った」とする韓国の安全保障部門の関係者の発言を掲載し、「W杯の試合を衛星中継で毎日深夜まで見ているからかもしれない」と報じている。(翻訳・編集/岡田)
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