Record China 2010年6月30日(水) 17時57分
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28日、中国の小中学生といえば1日中ジャージ姿、というのが一般的だが、江蘇省南京市郊外の江寧区では区内全ての小中高生に制服を導入する試みが始まった。写真は南京市内の小学校で体育の授業を受ける小学生たち。
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2010年6月28日、中国の小中学生といえば1日中ジャージ姿、というのが一般的だが、江蘇省南京市郊外の江寧区では区内全ての小中高生に制服を導入する試みが始まった。29日付で地元紙・揚子晩報が伝えた。
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同区は同日、記者会見を開き、9月の新学期から区内に60校ある小中高の計8万人を対象に統一の制服を導入する考えを明らかにし、男女それぞれの春秋物、夏物、冬物の制服をお披露目した。デザインを担当した常州市の服飾専門学校の丁学華(ディン・シュエホワ)主任が「中華風などいろいろな案は出たが、最終的に日本の制服風に落ち着いた」と話す通り、いずれも基本は白いワイシャツにネクタイ、ズボンまたはチェックのプリーツスカートといった感じ。値段は夏物が100元(約1300円)前後、春秋物は200元(約2600円)前後で、1番高いものは高校生の春秋物、325元(約4200円)となっている。
「可愛い」「動きやすそう」など評判はおおむね上々だが、一部の保護者からは不満の声も。「区で統一する必要があるのか。学校単位でも良いのでは」「値段が高すぎる。業者はいくら儲けているのか」といった疑問や、「まるで日本ドラマの主人公のよう。かえって勉強に集中できなくなるのでは」といった懸念も上がっている。(翻訳・編集/NN)
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