携帯電話ユーザー、全世界で50億人に、使わないのはわずか3割―英紙

Record China    2010年7月5日(月) 8時58分

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3日、最近数日のうちに全世界の携帯電話ユーザー数が50億人に達することがわかった。中国・インドなど新興国の経済発展と、欧米を中心に複数台の携帯電話を所持する人が増えているのが原因。写真は子供用携帯電話を使う安徽省の小学生。

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2010年7月3日、英フィナンシャル・タイムズによると、このほど英国の携帯電話市場調査会社The Mobile Worldの統計から、最近数日のうちに全世界の携帯電話ユーザー数が50億人に達することがわかった。中国とインドの経済が急速な発展を遂げていること、北米や西欧で2台目の購入が増えていることが原因だとみられる。網易科技が伝えた。

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同社の統計によると、今年第1四半期には新規契約などで携帯電話ユーザー数が1億6800万人増加し、合計48億2000万人になった。さらに、中国市場の急速な発展などを受け、7月の第1週で50億人を超えることが確実視されているという。そうなれば、単純計算すると世界人口の73%が携帯電話を保有することになる。

同統計によると、中国とインドにおける4月と5月の新規携帯電話契約者数は5000万人を記録。また、第1四半期の増加分に占める中国・インドの新規契約者数の割合は半分以上だという。インドでは国内通信市場における競争が激化、通信コストが急速に下がっており、携帯電話ユーザー数は固定電話の3400万台を大きく引き離し、5億台となっている。

同時に、50億人のうち約4分の1は2台以上の携帯電話を持っており、従来の携帯電話とブラックベリー(スマートフォンの機種のひとつ)やiPadを併用したり、複数枚のSIMカードを使って通話費用を節約したりしている。これらの状況から、2014年までに携帯電話の普及率が100%を超えるとの予測もあるという。(翻訳・編集/中原)

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