外国人研修生の死亡、09年は27人=うち中国人が21人―日本華字紙

Record China    2010年7月7日(水) 10時7分

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6日、日本の華字紙は、外国人研修・技能実習生の死亡が増えている問題で、09年に亡くなった27人のうち、中国人が21人に上ったと報じた。写真は09年2月、山東省青島市で行われた研修生面接。

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2010年7月6日、華字紙・日本新華僑報(電子版)は、外国人研修・技能実習生の死亡が増えている問題で、09年に亡くなった27人のうち、中国人が21人に上ったと報じた。

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財団法人国際研修協力機構(JITCO)の統計によると、08年に死亡した研修生・実習生は35人に上り、過去最高を記録。死因は「脳・心臓疾患」が最も多く16人だった。また、厚生労働省などが発表した調査結果によると、09年に作業中の事故や病気で死亡した研修生・実習生は27人に上り、08年に次ぐ2番目の多さだった。20代〜30代が最も多かった。27人の死因は、「脳・心臓疾患」が9人、「作業中」が4人、「自殺」が3人、「自転車事故」が3人、不明の人もいた。国籍は中国が21人、ベトナムが3人、フィリピンが2人、インドネシアが1人だった。

厚生労働省は「これだけの死者が出たことは問題の深刻性を表している。同じことが繰り返されないよう指導を徹底したい」とした。入国管理局の統計によると、08年12月までに研修ビザで来日した外国人は累計で8万7000人に上るが、中国人がそのうちの6万5700人を占めている。(翻訳・編集/NN)

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