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中国を貫く大河・長江。56歳の男性が中流域の都市・武漢から下流の上海までの1200キロを泳いで渡ろうという試みを発表、注目を集めている。写真は武漢市を出発する鮑さん。
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中国を貫く大河・長江。56歳の男性が中流域の都市・武漢から下流の上海までの1200キロを泳いで渡ろうという試みを発表、注目を集めている。2010年7月8日、国際在線が伝えた。
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難行に挑むのは武漢市の鮑政斌(バオ・ジョンビン)さん。7日午前8時、武漢市の大禹文化公園で「今回の活動は自ら計画したもの。どんな危険があっても私本人が責任を負います。いかなる組織も関係していません」との誓約書を発表した。12歳から水泳を始めた鮑さん、いつか広い長江で泳ぎたいと思うようになった。また上海行きの船で嵐に遭遇した時、「もし船が沈んだら、揚子江イルカのように上海まで泳いで行けないだろうか」との思いがわき上がったという。こうして「上海まで1200キロを泳ぐ」という夢を抱いた鮑さん、ついに44年越しで実行する時が来た。
1日40キロ泳ぎ、35日間かけて上海に到着する計画。到着後は上海万博を楽しむ予定だという。もっとも、冒険を成功させるのは決して容易なことではない。8日付AFP通信は「工業廃水で汚染された長江を泳ぐのには命の危険がある」との専門家のコメントを紹介している。7日、鮑さんは予定通り最初の目的地・鄂州市に到着、順調なスタートを切っている。(翻訳・編集/KT)
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