2010年7月8日、韓国・聯合ニュースによると、在中国韓国大使館は中国で摘発された外国人薬物密輸犯のうち、韓国人が最多だと発表した。環球時報が伝えた。

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統計によると、違法薬物販売・密輸で逮捕、勾留されている外国人のうち86人が韓国人。近年、中国は薬物取り締まりを強化している。昨年12月には英国の強い抗議をはねのけ、英国人密輸犯の死刑を執行。今年4月には日本人4人の死刑を執行した。

韓国人密輸犯の逮捕は東北部、とりわけ吉林省に集中している。これまでに韓国人1人、北朝鮮人1人の死刑が執行された。韓国大使館のある職員は「以前には韓国人密輸犯事件の妥当な処理を要求したこともあるが、司法主権の侵害と批判されたり、中国国民の反韓感情に火をつけたりする恐れもあるため、現在では控えている」とコメントした。（翻訳・編集/KT）